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「音楽劇マリウス」松竹座・全30公演終了

「音楽劇マリウス」in 松竹座、6/28に大千穐楽を迎え、無事全30公演が終了致しました。
お越しいただいた皆様、全ての共演者、スタッフの皆様に感謝いたします。

途中、大阪での地震の影響もありましたが、こうして無事に最後までやり遂げられたこと、有難いです。

私たち音楽隊は、毎日桟橋の上で音楽を奏でていました。

日々変わる芝居の間や、歌いまわしを汲み取り、寄り添えるように意識しての演奏。

オープニング、劇中歌、BGM、、どの曲も様々な想いを込めて作った、思い入れのある楽曲たち。
登場人物の心情や言葉、キャラクターを彩り、流れるように始まり終わる楽曲になるように作りました。
観劇いただいた方々の心、印象に残る曲があったら嬉しいです。

共演者の皆様との写真

マリウス役の桐山照史さん、ファニー役の瀧本美織さんを筆頭に、素晴らしい役者さん、カンパニーメンバー一同から学ぶことが多く、また尊敬します。みんな仲が良く、約1ヶ月の大阪生活も楽しく過ごすことができました。

感動の打ち上げ会場にて。山田洋次監督とマリウスケーキと^^

いつも優しく、仕事には妥協を許さず厳しい監督。今回も稽古場からの熱のこもった細やかな演出の場にいれて幸せでした。
仕事に対する姿勢と集中力は凄まじく、ただただ敬服、尊敬します。

「男はつらいよ」の原点となったというマルセルパニョル原作の「マリウス」を、監督の脚本と演出により舞台化され、いたる所に監督の愛が散りばめられたこの作品に、関わらせていただけた事に心より感謝します。

監督の言葉、台詞、世界観につけさせていただいた音楽を、形に残して行きたいな。。

山田洋次監督の描く「音楽劇マリウス」の世界で生きた1ヶ月半、幸せでした。
昨年の日生劇場での公演や稽古も含め、数え切れないほど、この作品を通して見ていますが、何度見ても、笑い、感動し、最後は泣いてしまいます。

これほどの素晴らしい作品、共演者の方々に出会えた事は一生の宝です。

また再演できる日を願って、、、ありがとうございました。

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