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アルテイソレラ×小川未明の第二弾作品「港に着いた黒んぼ」全４公演が全公演満席で無事終演いたしました。
物語を紡ぐ螢雪次朗さんの朗読や、新たなシーンも幾つか加わり、初演の時よりも作品として深化し、物語の展開も伝わりやすくなったのではないかと思います。

小川未明作品の持つ、悲しくも切ない、深い絶望の中にある美しさを表現できたら、、、との思いで作曲しました。

今回は主人公の弟が笛を吹く、という設定だったのもあり篠笛を使った曲を多く作りました。
篠笛奏者の武田朋子さんの情緒豊かな演奏が、登場人物の心情を表していて作品に深い彩りを与えていたと感じます。

踊りの呼吸やタイミングを見ながら感じながらの演奏、合奏はいつも緊張感に溢れ、怖いものがありますが、鍛えられます。今回は奏者としても良い経験ができ、今後取り組むべき課題が見えました。

再演を重ねていけたら良いな。

どうもありがとうございました。